大阪府貝塚市:3つのホールを持つコスモスシアター コラム『ゲネプロ』

知ってる?用語シリーズ

ホームページ内で記載の「知ってる人は知っている」ちょっとした専門用語を解説

(1)『ゲネプロ』

 
『ゲネプロ』という言葉をご存知だろうか?
クラシックや舞台好きの方なら周知のことと思うが、いわゆる本番前の通し稽古で「総舞台稽古」とも言われている。
その語源はドイツ語のGeneralprobeゲネラールプローベ。『ゲネプロ』はこれを略した和製ドイツ語で、日本でしか通用しない言葉だ。演劇界では更に略して『ゲネ』ということも多いとか。「どこまで略す!」と突っ込みたいところだが、さすがに業界用語と言うべきだろう。 ちなみにGeneralは「総合」Probeは「稽古」、『ゲネプロ』の『プロ』は英語の「前の」を表す接頭語ではない(笑)。
『リハーサル』も通し稽古の意味だが、『ゲネプロ』はクラシック音楽やオペラ・舞台など伝統的な芸術に、『リハーサル』はTVなど新しいものに使われる傾向があるとのこと。

緊張感漂う直前練習

本来『ゲネプロ』は、衣装や照明等全て本番通りに進行し、省略や間違った時のやり直しもしないと言われるが、実際には公演内容や出演者に合わせて様々なスタイルがある。
どんな形であれ、本番直前の練習に共通しているのはその緊張感とプロとしてのせめぎ合い。
限られた練習時間の中で今できる最高のパフォーマンスを本番で実現するために……立ち位置による音の響きは……身体の向きは……音質は……歯切れは……テンポは……。
本番と同じ照明の中で繰り広げられる有言無言のやり取りは、見ている者にも緊張感と本番への集中力の高まりを感じさせる。 (撮影もシャッター音にヒヤヒヤ。これはサイレントシャッターのカメラを買うしかあるまい・・フム)

  • ゲネプロ
  • ゲネプロ2

おすすめ記事Pick Up

【大ホール】残響可変装置で残響時間を調整。録音に真価を発揮。
【中ホール】バリアフリーイベント レポート
コスモスオリジナルミュージカル Stand By Me 2017 レポート